米国では、どのようなCBD商品があるの?
2020.07.28
米国のCBD商品は種類がたくさん
CBDの効果が研究者によって明らかになるにつれて、2012年頃から、欧米を中心にCBDが高濃度で含まれる製品が多く開発されるようになりました。
中でも、米国はCBD先進国。他の国とは比較できないくらい、CBDが入っている商品の種類が多く、サプリメントだけではなく、お菓子やジュースなどの一般食品や化粧品、日用品まで幅広く販売されています。
米国では、ホールフーズやエラワンなどのオーガニックスーパーや、普通のスーパーマーケット、そして米国最大手のドラッグストアのCVSなどで販売されていて、手軽にCBD製品を購入することができます。
また、ハリウッドのロンハーマン本店の隣にCBD専門ブティックができるなど、CBDを使った化粧品やサプリメントを専門に扱うブティックが増えていて、CBDの人気具合がうかがえます。
最近驚いたのは、空港の売店でも販売されていたこと。米国の国内線にあるコンビニタイプのショップには、5−6ブランドのCBD商品が、20種類くらいは販売されてましたし、ロサンゼルスの免税店には少しハイクオリティなCBDブランドが6種類くらいラインナップされてましたよ。
どんな種類のCBD商品があるの?
CBDが入っている商品は多種多少ですが、いずれも製品には、「CBDの入っている量」がしっかりと数字で記載されていたり、「CBDの安全性を示す成分分析結果」が表示されているので、安心して食べたり飲んだり、肌に塗ったりすることができます。
米国では、具体的にどんな商品が売っているのか、代表的なCBD商品を記載してみますね。
>CBD入り「ドリンク」
缶や瓶などに入った、水やフルーツジュースなどに、CBDが一定量入っています。米国ではオーガニック食品を扱うスーパーや、ドラッグストア、ライフスタイル系ブティックのレジ横などでも販売されています。
>CBD入り「グミ、ガム、チョコレート、クッキーなど」
10粒入りなどの小さめの袋に入ったものが、スーパーのレジ横などに陳列されていて、手軽に購入することができます。特にグミやチョコレートが人気のようで種類も多いです。米国の大手グミメーカーが2019年にCBD入りのグミを発売して話題になりました。
>CBD入り「化粧品、バスグッズなど」
化粧水や乳液などの化粧品やシートマスク、ハンドクリームや、シャンプー、バスソルトなど幅広いCBDスキンケアアイテムが、スーパーやドラッグストアなどで販売されています。ニキビや吹き出物などの炎症対策用などで販売されているのをよく見かけます。
>CBD入りサプリメント
ヘルスコンシャスな人から人気なのはサプリメントです。一般的なカプセルタイプや、日本人にはあまり馴染みがないティンクチャーという舌下に垂らして摂取する商品などもドラッグストアやオーガニック系スーパーで販売されています。
米国人の4人に1人はCBD製品を使ったことがある
4000人を対象として行われた米国の調査では、4人に1人が、2年以内にCBD商品を使ったことがあると答えています。また、そのうちの7人に1人が毎日使っているという結果もあり、CBD製品が多くの人の日常生活に取り入れられていることが分かります。
その多くは、ストレス対策や、睡眠対策など現代人が抱えている代表的な悩みに対する対策に利用されていて、ビタミンより強力だと称されるCBDの抗酸化作用への期待がうかがえます。
これから日本でも多くのCBD製品が見られるようになると思います。楽しみですね。
(出典:January 2019 CR notionally representative survey)
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