CBDはなぜ話題なのか?
2020.07.28
CBDとは植物のヘンプ(麻)から抽出された成分です。
CBD(シービーディー)とは、植物のヘンプ(麻)から抽出される成分です。あらゆる植物には、たくさんの種類の化合物、栄養成分が含まれていますが、ヘンプ(麻)には、500以上の化合物が含まれているんです!
その中のひとつに「カンナビノイド」という名前の化学物質があります。このカンナビノイドが人間の身体にそもそも備わっている仕組みに連動して、効果を発揮することがわかり、世界中の研究者が注目し、研究が続けられています。
このヘンプ(麻)に含まれているカンナビノイドには、たくさんの種類があり、その数はなんと104種。そのうちのひとつが、CBD(カンナビジオール)と呼ばれるものです。
なぜ、104種類もある中から、CBDが取り上げられているかというと、CBDはカンナビノイドの中で、最も多くの薬理作用があり人間の健康に対して広い範囲での可能性があると言われているからです。
ここで注意が必要です。実は、CBDとは、ヘンプ(麻)以外の植物にも含まれていますし、合成で作ることも可能です。しかし、世界中の研究者がしっかりと研究し続けているのは、ヘンプ(麻)由来のCBDです。エビデンスの観点からも、消費者である私たちは、惑わされないようにしたいですね。
2012年頃から欧米を中心にたくさんの種類のサプリメントや化粧品などが登場し、今ではスーパーやドラッグストアなどでも手軽に購入することができます。
今年の初め頃に米国を訪れた時には、空港の売店や、免税店でも多くの種類が売っていましたよ。
このような実態からも、今では、欧米のヘルスコンシャスな人々にとって、欠かせないヘルスケアアイテムになっていることがうかがい知れます。
CBDの期待されている効果は、「抗炎症」
具体的に、CBDにはどのような効果があるか気になりますよね。もっともよく知られているのは「抗炎症」効果です。
そのため、米国ではストレス対策用のサプリメントや、ニキビなど肌荒れ対策化粧品などの商品がたくさん売られています。
しかし、CBDの薬理作用は広範囲なので、その効果は抗炎症に 留まらないと言われています。 主に各国で研究が進んでいる内容について、下記にリストアップしてみたので参考にしてみてください。
炎症を減らす
睡眠補助
免疫系の作用抑制
殺菌・細胞増殖抑制
疼痛緩和
血糖値を下げる
動脈閉塞のリスクを減らす
腫瘍・ガン細胞の増殖抑制
悪心嘔吐を減らす
発作と痙攣を減らす
乾癬の治療
精神病管理
精神安定剤
抗痙攣
不安を和らげる
骨の成長促進
小腸収縮抑制
神経系変性の保護
(出典SC Laboratories)
コラム寄稿者コラム寄稿者コラム寄稿者
/